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肋間神経の解剖学

肋間神経の支配する胸壁(胸や背中の部分)は皮膚、筋膜、神経、血管、筋、骨から成り立ちます。胸壁の役割は、胸腔(肋骨で囲まれた部分)の内容を守るだけではなく、呼吸運動という機械的な作用も行います。
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胸郭(内臓を包んでいる部分)は胸椎と肋骨と胸骨から成り立ち、それぞれが関節でつながっています。胸椎と肋骨も関節でつながり、肋骨の呼吸運動と共に上下に運動を行い、胸郭内の容積を広げたり、狭めたりする呼吸運動の働きの一端を担っています。

背骨と背骨の間には椎間板という軟骨が存在しています。この骨と軟骨の間から脊髄神経から枝分かれして出てきた神経が肋間神経と呼ばれる神経で、左右12対あります。そして、肋骨と肋骨の間をきれいに走行し、肋骨間の筋肉や、知覚をつかさどっています。

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肋間神経は運動繊維と知覚繊維を含み、背骨と背骨の間から出てきます。そして、肋骨と肋骨の間をきれいに走行します。自律神経をもつかさどり、血管、汗腺、内臓の筋肉などを支配しています。

運動神経は脊柱起立筋を初めとした姿勢筋を支配すると共に、横隔膜や肋間筋を支配して呼吸を起こす大切な役目を担っています。そして更にこの部分の皮膚感覚である知覚神経も担っています。ウイルス感染で皮膚に痛みを起こすのはこの神経の感覚です。

自律神経の交感神経は胸部と一部腰部より走行して神経節を作り、ここから各内臓、腺、を支配しています。
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胸部神経の異常は、内臓の機能低下も引き起こすので、痛みだけにとらわれずに、しっかり検査する事をお勧めします。内臓の疾患が存在していても、肋間神経の痛みや違和感しか訴えない事も多くあります。また肋間神経痛と内臓の関連痛との区別も重要です。

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