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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアの原因は一番多いとされているのが、外傷です。外傷とは、交通事故や馬から落ちたとか尻もち付いたとかいうことです。それから多いのが重複的微外傷といい、小さな衝撃が何回も重なるといったものです。スポ−ツマンに多く、若いときの無理が重なって年配になってからちょっとしたことでヘルニアになってしまう事も多いようです。

ヘルニアとは飛び出るということですが、まさに椎間板という軟骨の繊維の裂け目から中のゼリー状の髄核と呼ばれるものが出てきてしまう事をさしています。

昔は、圧力が原因で髄核が飛び出ると考えられていましたが、現在では、椎間板が先に断裂を起こします。その裂け目より髄核が流れ出るといった順番が通常多いと考えられています。

また、椎間板の退化によっても裂け目が生じて、中の髄核は飛び出てしまいます。退化性椎間板症と呼びますが、高齢者の軟骨の変形と考えていただければよいと思います。

椎間板ヘルニアの症状 

椎間板ヘルニアの症状は、症状が弱く、軽い腰痛で済んでしまう場合もあります。一方、激烈な神経痛になって症状が出てくる事が、皆さんの知識の中では優先されているのだと思います。

自覚症状の差は、椎間板を飛び出した髄核の状態によって左右されます。髄核の飛び出す方向は、通常は後方外方が多いです。これは後に靭帯が存在して、この後縦靭帯を避けるためです。

その次に多いのは後方です。後方のヘルニアは靭帯の損傷も大きくなります。上方に飛び出るとシュモール結節という状態が出来ます。また、前方などはほとんどありません。

また、ヘルニアの大きさが自覚症状、整形学的検査の陽性、陰性を決定する大きな要素になります。椎間板が裂傷を起こし炎症を起こしただけの場合は、腰痛となります。関連痛として骨盤に痛みが出る事も多いです。

しかしこのような場合は、3〜4日で症状は消えて治ります。また、炎症が強くなると、椎間板は水分を吸収して腫れあがります。これは膨隆と呼ばれ腰の痛みがありますが、神経痛はないです。

グレード3と呼ばれるようになると、膨隆が約2ミリほどになります。この頃になると神経痛が出てきます。グレード4になると、膨隆が約3ミリ程度になり、神経痛と整形学的な検査が陽性となり、ヘルニアの診断となります。グレード5はその上、グレード6は椎間板の脱出があり、手術が勧められるようになります。グレード7はヘルニアの最終段階です。椎間板は繊維化、瘢痕かを起こし自覚症状はいってしなくなります。動きは当然小さくなります。

椎間板ヘルニアの治療

ヘルニア治療は急性期と慢性期に大別できますが、急性期の治療は、炎症を抑えるようなアイシングや断続的な超音波治療を施します。当然、背骨の調整は有効です。

また、慢性期の治療法は、矯正、弱った筋肉の強化、ストレッチです。超音波は断続的に行います。ヘルニアがグレード6の場合は矯正を行い効果がみられなければ、手術となります。

椎間板が離裂という状態は脱出した髄核がはなれて浮遊する状態です。こうなった場合は代替手術が勧められます。

しかし、手術の前に色々な治療法を試す事(カイロプラクティックなど)も手段です。


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